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醍醐桜

別所べっしょ

【真庭市 落合地区 別所】
日本名木百選にも選ばれた県下一の巨木と伝えられる「醍醐桜」がある、のどかな山里。


■別所小学校地区をよくする会
■三ツ葉会(婦人会)
■カタクリ保存会
■醍醐桜保存会
​などの地域組織があり、長年に渡り別所地域と醍醐桜を守っています。

【吉念寺地区】きちねんじ

醍醐桜の地元、 吉念寺地区には8軒、12人(2018年1月現在)が暮らしています。
どの家からも醍醐桜を見ることができ、人々は毎朝夕にこの桜を眺めながら生活しています。

そして、芽吹きや開花など桜の様子に応じて作物の植え付けなどの農作業を行ってきました。
まさに醍醐桜は人々にとって暦であり暮らしそのものなのです。

平素はほとんど人通りのない静かな山里ですが、20数年前にNHKが特集番組を組み放送したことがきっかけとなり、桜の開花時期には多くの花見客が訪れるようになりました。

醍醐桜の知名度が高まるにつれて県内外だけでなく海外からも観光客が訪れ、毎年桜が満開を迎える時期には、醍醐桜へ続く山道は花見客の車で大渋滞となります。

この賑わいの間、地元住民で構成する「醍醐桜保存会」が中心となって「醍醐桜まつり」が開催されます。

まつりでは、丹精込めて栽培した野菜を並べ、こんにゃくや漬け物を作って販売します。
地元の人々と花見客との間で顔なじみもでき、再会を喜び合うつながり
が、地元住民、特に高齢者の活力となっています。

そして、花見シーズンが終わると、翌年見学に訪れる人たちのために、人々は田畑の管理や野菜の植え付けなどの農作業に精を出すのです。

醍醐桜
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